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【ながいけん】ながいけん
サンデー史に残る謎の奇才作家。代表作は『神聖モテモテ王国』。
日常に半分足を残しつつもどこか壊れたキャラクターと、常軌を逸した台詞センスが特徴。

かつては同人系投稿雑誌『ファンロード』の投稿者(初投稿は1983年7月号)で、後に同誌の
雇われ作家となる。 既にこの頃から『平口君シリーズ』『スケベスト・オンナスキーシリーズ』
(『モテモテ』のオンナスキーと外見は同一人物)等の作品を次々と
打ち出し、読者から『ながい閣下』の尊称を受けるようになる。
しかし初単行本『チャッピーと愉快な下僕ども(現在絶版)』を発売した翌年1989年2月、、
突然自分の作品世界の終焉を宣言し、全登場人物がいずこかへ去る『解散の辞』を発表して
そのまま失踪してしまう。

そしてその6年後、同氏は前触れなくサンデー超増刊号において読み切り『極道さんといっしょ』
を掲載。更にモテモテ王国の原型となる『モテモテ親子』掲載を経て週刊少年サンデー誌上に
『神聖モテモテ王国』を連載開始。
ここでもその独特過ぎるカラーが一部読者の指示を集め、読者コーナーを持つに至る。
―――しかし、連載末期には休載が目立つようになり、また内容も読者が引く程の壊れようを
見せるようになってゆき、ついに誌上から完全に姿を消す。
(連載期間1996年15号〜2000年9号。9号掲載分最終ページには、10号へ続くと書かれていた)
その後の消息、一切不明。

2ch上では板垣・荒木・福本の三大ネタ漫画に続くネタ漫画として各板にパロスレが存在する。
一応、本部に当たるスレが少年漫画板にあるのだが、どこの板のスレでも中身には大差無く、
『今は何をやっているんだろう……?』という答えの無い問いかけと、『7巻発売を!』という
嘆願と『じゃよー!』の叫びが今なお響いている。

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【夏休み】なつやすみ
1.夏の長期休暇。主に学生が享受する。

  この時期は2ちゃんねる全体にヒマをもてあました厨房が殺到し、
  板全体が荒らされやすい。冬休みや春休みも厨が湧きやすいが、
  休み期間がもっとも長い夏が一番やっかいだ。

2.「終わらない夏休み」の略称。

  チャンピオン系スレやネタスレで多用される。
  虐殺や解剖、陵辱といったダークな展開が始まると「また夏休みですか!」
  と住人たちは(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブルする。
  もっとも最近は、そうした『夏休み』っぽい展開を喜ぶ者も出てきている。
  2ちゃんねらー! なんと因果な存在かー!

関連 【終わらない夏休み】【だって夏だから】

【名無しさんのレスが読めるのは2chだけ!】ななしさんのれすがよめるのはにちゃんねるだけ!
以前の少年漫画板のデフォルトの「名無し」のこと。

ジャンプの柱にたまに書いてある
【○○先生の漫画が読めるのはジャンプだけ!】
を皮肉ったもの。
少年誌では後発だったジャンプは有名な漫画家はすでに
抑えられており新人を育成するしかなく、苦労して育てあげた
新人に逃げられないよう編み出した苦肉の策だったようだ。
昔の経緯はともかく、その評価は漫画好きの間では最低に近い。

関連 【ジャンプ専属契約制度】【○○先生の漫画が読めるのはジャンプだけ!】


【南国少年パプワくん】なんごくしょうねんぱぷわくん
柴田亜美の連載デビュー作品。
月刊少年ガンガン1991年4月号〜1995年6月号連載。全7巻。
1992年10月10日〜1993年10月2日に渡りTV朝日系列でアニメ化

世界最強の殺し屋集団出身の変な拳法を使う筋骨隆々の男たちが不条理な生物で
満たされたパプワ島に辿り着き、敵対しながら必死の生活を送っていくうちに友情が
芽生えるという ギャグの中にも感動が、感動の中にもギャグがある変なギャグ漫画。
作者のさぶ愛好主義が反映してか、素人目に見てもホモ臭いキャラが多いのも大きな特徴。

伏線を消化し綺麗に完結した本作品だが、幾年のブランクを経て
月刊少年ガンガン02年4月号より「PAPUWA」と名前も変えた続編がスタート。
03年9月30日より、今度はTV東京系列にてアニメ化された。
一般的な人気は衰えていないようである。

関連 【柴田亜美】


【NUMBER10】なんばあてん
その名の通り10週で(2002年25号〜34号)打ち切られた。全1巻。
作者は言わずと知れた【キユ】先生。週刊少年ジャンプ掲載。

内容、巻末コメント共に消化不良に終わった。
期待を大きく裏切り、初作の足元にも及ばない評価を下された。

関連 【キユ】





【ネタと真性は紙一重】ねたとしんせいはかみひとえ
1.漫画でギャグでやっているのかマジで知らないのか判断が難しい場合。

  作者は無知、いやアレはギャグだろ、と言った具合に場が荒れる。
  一例を挙げると、ミスフルでマウンド全員が「妹でした〜っ」と言うギャグで
  小野妹子を登場させキャラが「平安に帰れ!」と突っ込んだ時、
  「小野妹子は男だろ」「いや作者はそれくらい分かってるだろ」
  「平安じゃなくて飛鳥だぞ」「いやそれもネタだろ」とスレは紛糾した。

2.厨房を装って発言し、「釣りでした〜」発言を最後にやっていく者のこと。

  最近では「釣りでした」発言は無いものの、実にネタ臭く厨房を演じるのである。
  彼らは「自分は厨房を演じているだけであって厨房じゃない」という認識があるが、

  『狂人のまねとて大路をはしらばそれ即ち狂人なり』
  (狂人の真似だと言って大通りを走ったのならば、それはつまり狂人と言う事だ)

  と徒然草にあるように実に700年の時を越えて彼らは盛大に釣られているのである。

関連 【振袖騒動】









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