【目次】もくじ       







【カードバトル物】かあどばとるもの
登場人物が自分の持つカードの力を使って戦うジャンル。
米国製有名カードゲーム「マジック:ザ・ギャザリング」をパク…もとい参考にした
「遊☆戯☆王」がこのジャンルの人気に火をつけた。

実際に遊べるカードゲームが発売されるのもこのジャンルの特徴であり、
そのため商品展開に作品が束縛されてしまうという本末転倒なことも。
(カード類は製造費がバカ安のため、ヒットすれば売り上げがほぼそのまま利益に化ける。
「お札を印刷しているようなもの」と豪語した社長がいたとかいないとか)

漫画がヒットしてからの後追い(例:遊戯)もあるが、最近は発売を織り込み済みのタイアップ作品が殆ど。
性質は能力バトル漫画に近く、インフレは起こりにくいと思われがちだが、商売の都合のため、
戦い毎に新カードが乱発されるようになるなどのインフレが起こることもある。

カードバトルが主の作品としては「デュエルマスターズ」【カオシックルーン】「デュエルファイター刃」。
カードバトルの要素もある作品として「HUNTERXHUNTER」「賭博黙示録カイジ」。
特撮だが「救急戦隊ゴーゴーファイブ」「仮面ライダー龍騎」などがある。

余談だが、遊戯王カードは最初「WotC社のマジック・ザ・ギャザリングを元にした」
と言っていたのに、いつのまにか完全オリジナルカードゲームにされていた。
大人の事情と噂されているが、真相は闇の中である。

関連 【鈴木土下座衛門事件】

【解説役】かいせつやく
漫画キャラのエキセントリックな必殺技やテクニックを
読者にも分かりやすく解説してくれるありがたい人。
インフレについていけず脱落した元実力者があたる事が多い。

過去から様々な形態が存在したが、名解説者には常に名【驚き役】がおり、
両者の関係は【魁!!男塾】で完成をみるに至った。

1.敵がなんかの奥義を使い、富樫・虎丸が驚く
2.雷電(たまに月光など)が「むう、あれが伝説のなんたらかんたら」と唸る
3.傍にいる奴が「知っているのか雷電」
4.うそ解説
5.【民明書房】】のフォロー

となる。この解説役は雷電が引き受けることが多く、
2chでは彼の解説っぷりに敬意を表してバトル漫画に
おける解説役を雷電と呼ぶことになった。
(ちなみに、雷電はインフレから脱落せずギリギリ踏みとどまった)

関連 【驚き役】【テリーマン】【本部以蔵】【ヤムチャ】


【カイマコト】かいまこと
ボンボン所属の漫画家。

「ボンバーマン」でデビューを果たし、「バカ殿」で読者の信用を無くした後、
【クロスハンター】でハデなパクりを行ったおかげか単にツマラナかったせいか、
02年6月号でサッカーの4コマを描いたのを最後にボンボンから姿を消す。

2chではボンボン屈指のダメ漫画化の烙印を押された存在。
ペンギンクラブというエロ雑誌でカイマコトと言う名前が確認されていたり
エロ同人誌を描いていたりと謎は深まるばかりである・・・・・・・。

現在(03年11月)、氏の公式HPは
「作者多忙により更新作業ができないため、しばらくHPをお休みさせていただきます。2002年6月9日」
とTOPページに記され、そのままピタリと更新が止まったままである。

関連 【クロスハンター】

【カオシックルーン】かおしっくるうん
週刊少年チャンピオン2003年11号より連載中のメディアミックス漫画。
企画:中井まれかつ・ブロッコリー・漫画:山本賢治
構成協力:千葉智宏(スタジオオルフェ)・モンスターデザイン協力:神宮司訓之

飛行機事故の唯一の生き残り・少年リョウガとその仲間たちが、敵と戦っていくというストーリー。
肝心の戦闘シーンが見づらいものの画力はそこそこあり、
萌えキャラも多く萌えキャラ以外の悪役たちの個性も強い。

連載開始当初は「今更カードバトルか?」とか思われたりもし、スレの伸びも悪かったが、
20号で登場人物の幼女が、摩擦をなくす能力を持つ敵にパンツを脱がされるという展開に
(触手で摩擦係数0にされパンツをずり落とされた幼女クランは、摩擦係数0の人のセリフ
「いろんな果実を食ってるけど青い果実は特に大好物なの。分かるぅ?この例え」、
から青い果実と称され、チャンピオン総合スレ43のスレタイにもなった。)
スレでは祭りが発生、変態さんも来るようになり大量のエログロ妄想が書き込まれ
ついに全盛期のしゅーまっはスレをも凌ぐ変態スレと化してしまった
スクライドの前例もあるので、今後のハジケっぷりが気になる作品である。

元がブロッコリー企画のカードゲームのため、卓上ゲーム板にもスレッドがあるが、
一番最初のスレはなんと6レスで死亡。懲りずに立った次スレは、パンツ脱がし効果もあり
2003年10月現在、なんとか存続しているようである。

関連 【カードバトル物】【カオシックルーンエログロスレ】【科学はどうでもいい。問題はパンツが脱がせられるかどうかだ】

【カオシックルーンエログロスレ】かおしっくるうんえろぐれすれ
摩擦0によるパンツずり落とし事件で一気にレスが増え、
チャンピオン系トップクラスの消費速度となった【カオシックルーン】スレの派生スレ。

漫画自体の内容が
作者がコミック一巻で「カードゲーム漫画らしくない分、血とバイオレンスを増やした」(意訳)
と言うだけあって、頻繁に臓物(モツ)や切断面が出ており、チャンピオン系のスレ自体も比較的
エログロには寛容であるため、その手の話が多めに出てくるようになった。

しかし、グロいレスの内容がエスカレートし
「手を切断して云々〜」、「臓物を云々〜」等といった感じの変態的な
レスが飛び交い出したり漫画そっちのけでグロについて語ったりと、
まともな住人が耐え切れない最変態スレと化し、5スレ目の途中で分割される運びとなった。
以降、グロ色が薄まり漫画本編についても語られだしたが、変態色は強く残っている。

関連 【終わらない夏休み】【カオシックルーン】

【科学はどうでもいい。問題はパンツが脱がせられるかどうかだ】かがくはどうでもいい。もんだいは〜
チャンピオンで連載中の【カオシックルーン】の本スレで生まれた言葉。

カオシックルーンは遊戯王よろしくカードから特殊能力を持つ
竜を呼び出しては戦わせるといったありきたりのカードバトル漫画。

…と思いきやそうではなかった。
チャンピオン20号で摩擦係数をZEROにする能力が現れ
どんなバトルをするかと思いきや、
作中に登場するクランという幼女キャラのスカートの中に触手をつっこみ、
パンツの摩擦をZEROにしてパンツをずり落とすといった快挙を成し遂げた。

一躍、本スレは祭りと化し、9話で700レスしかつかなかったスレが
わずか4日で500レスをつけるほど盛況したが
当然のごとく「摩擦がZEROになっても!」と
科学的見地から矛盾を指摘しだした奴も現れた。

そこでうんざりした住民たちが発言したのが始めである。
以後、スレ上で話がそれて揉めてくると
「科学はどうでもいい。問題はパンツが脱がせられるかどうかだ」の
発言が飛び出し場を収められるようになった。

そう、科学だのなんだのという細かい理屈はどうでもいい。
問題はパンツが脱げるかどうかなのだ。

関連 【カオシックルーン】【科学考証】【柳田理科雄】

【角度とか】かくどとか
どうしても漫画内の矛盾が解決できない時などに使われる言葉。

「あれはいろいろ計算されてるんだよ、角度とか」
などと言い、無理やり矛盾を作者の手法だと思わせる。
元々2ch語であり、板ごとに微妙に用法が異なるが、どこでも見ることが出来る。


以下2典Plusより引用


角度とか【かくどとか】[成句](シャア専用)
 シャア専用板での以下の書き込みが発祥。
 -------------------------------------------------------
 馬鹿じゃねえの?
 未来のロボットがそんな間抜けな設計のわけねえだろ。
 ちゃんと計算されてる。角度とか。
 -------------------------------------------------------
 このレスを面白がった住人が、相手にネタとして反論するときに文末につけて用いた。

 発祥スレッド

 http://ebi.2ch.net/test/read.cgi/shar/1001999915/636

関連 【だってゆでだから・・・・】【科学考証】【武器の誤用】

【過去自慢】かこじまん
戦闘中に頼んでもないのに敵が辛い過去を語りだすこと。

力量十分な漫画家が使い所を誤らず使用した場合は、
ストーリーを盛りあげ、読者の感動を誘う効果が期待できる。
が、大抵は唐突に始まり戦闘の緊張感を台無しにした上、薄ら寒いだけで終わる。
闘いの最中にボケーと話しに聞きいるなど、普通はありえない。

キャラの行動原理を簡単に読者に理解させられるため乱用されがちだが、
批判されるべき安直な手法の一つであろう。

関連 【冥途の土産に教えてやろう】


【かずはじめ】かずはじめ
1994年特別増刊ジャンプスプリングスペシャル読み切り
「MIND ASSASSIN-マインドアサシン-」でデビュー。
作者は女性で、当初は男の顔だった巻末似顔絵も、最近ではちゃんと女性になっている。
しかし、95年のジャンプ新年号の写真を見る限りでは、恐ろしいほど激しく美化されている模様。
『漫画制作のために設立した有限会社「ワイズドッグ」』なんてものがある。

2ch内外でも評価の安定している【MIND ASSASSIN】を1年ほど続けた後、
(噂では編集とトラブルがあったとか(幕張で、編集瓶子に襲われたとネタにされていたこともある))。
作風を一変した連載が続く。次作こそ2年近く続いたが、その次にはじめた
ヒーロー物では見事に【ロケットでつきぬけた】。2003年10月現在は
不良漫画を連載しているが、これも打ち切り間近と目されている。

「静」の画面作りと話作りを得意としてきた作者が(それでファンを獲得してきた作者が)、
なぜヒーローだの不良だの「動」を求められる題材を選んでは突き抜ける事を繰り返しているのか。
本人は上記サイト内で『まだ頭の柔らかいうちにいろんな道を試してみようか、という野望』
と言っているのだが…。

MIND ASSASSIN以来の信者は、「編集に描かされているからだ」
『きっと本人はMIND ASSASSINを書きたがっている』と擁護し続けているが、
2chでの評価は、「もう終った作家」
「最初は良かったけど、そのうちダメになっていった典型」で固まってしまった。

関連 【神奈川磯南風天組】【鴉MAN】【MIND ASSASSIN】【明稜帝梧桐勢十郎】

【旋風の橘】かぜのたちばな
週刊少年サンデーで2002年2・3合併号〜2003年1号まで連載。全47話で打ち切り。
作:猪熊しのぶによる本格剣道漫画(自称)。

愛媛出身のDQN主人公・立花橘(たちばなたちばな)が、みかんで天下を目指す
父の影響を受け、素人ながら剣道部に入部、 仲間を集め天下を目指すというもの。

「愛媛が電気も通わない田舎」「愛媛県民は毎日ミカンを食べる」「やたら吐血する」
「やたら吹っ飛ぶ」「面と突きしかできない」「なぜか銭湯で特訓」 「鉄アレイをつけての練習」
「裸の人間に突きを食らわせる」「仲間が試合で吹っ飛ばされても無視」
竹刀を投げつける「ライフル」・壁を蹴って突っ込む「橘ミサイル」など、逝っている描写の数々は、
「愛媛なめんな」「取材してんのか」「橘氏ね」と、とにかく住民を不快にさせまくった。

また、「消える竹刀」「マシンガン突き」「伸びる竹刀」(突き技)「スパイラル」(突き技) 等の
不可解な必殺技が続出したときは、住人達を騒然とさせた。 更に、打ち切りが決まっていたのか
キングクリムゾンを発動させ、再三伏線をはっておいた大大会をすっぽかし新章に突入。
最終章は最終回の一話のみというとんでもない展開だった。

その素晴らしい内容のため、「4大少年誌で一番つまらん漫画を決めてみるスレ」では連載終了まで
不動の王座を貫き、 当然のように本スレはアンチスレと化した。この作品の叩かれっぷりは
留まる事を知らず、漫画の批判に終わらず作者の人格批判にまで発展、サンデー作品としては珍しく
本スレの数は1年あまりで19を数えた(連載中、猪熊スレでは橘に関する話題はスルーされた)。
また、通常はネタバレが許されるクソ漫画スレだが、橘スレは大会すっとばし以降あまりにも支離滅裂で
先が読めない展開が、逆にスレ住人の興味を惹いてしまい、ネタバレ書き込みが禁止されてしまった。

某所の橘レビューの方が面白い、とよく言われたこの作品の評価は、
「橘の糞っぷりを1/10も表せない。 が、それを書くのも忌々しい」という一文に集約されている。

現在でもサンデー系住人の間では「橘」は電波漫画、糞漫画の通称として用いられている。
氏が「サラダデイズ」で培ったキャリアは水泡に帰し、ヤングサンデーに席を移動。
2003年10月現在では、「都立水商」という高校生水商売漫画の『作画』を担当している。

関連 


【ガッ】がっ
週刊少年ジャンプで2003年2号〜17号の間連載していた
「TATTOO HEARTS((タトゥーハーツ)作者加治佐修)」で、
主人公莫山が睨みきかしたり誰かが何かするたびに発生する効果音。
記念すべき最初の「ガッ」は、
“早すぎて誰にも見えない”という事を表現するためか、
決めのシーンであるにもかかわらずコマの中に集中線と「ガッ」という効果音しか描かれてなかった。
そこから少し流行った。
ちなみに、「(略」や、主人公の口癖「粋じゃねぇにも程があらぁ!」と同じ意味で使われる。

関連 【TATTOO HEARTS】

【神奈川磯南風天組】かながわいそなんふうてんぐみ
作者:かずはじめ。
週刊少年ジャンプ2003年31号〜連載中のヤンキー漫画。
2002年37・38合併号読み切り「司鬼道士 仙堂寺八紘」がベース。

第1話から共感出来ない主人公2人と、やたら語尾に「ス」を
つけるパシリの野津君がいる事で2ch全体での評価は糞扱い。
本スレの動きも最初は糞扱いで、3話辺りでまぁ読めるという流れだったが、
いつの間にかループスレになってしまい、「橘+がつん」スレと化している。

マガジンの層を奪えるDQN漫画・打ち切り間近、などと目されている。

関連 【かずはじめ】

【かませ犬】かませいぬ
主に格闘漫画・バトル漫画で、あるキャラクターの強さを
ひきたたせるために、これに敗北する敵キャラクターのこと。

立派な肩書き(世界チャンピオン等)・極端なパフォーマンス(電柱を倒す等)・
極端な見た目(身長3m等)・周囲の評価(「あいつに勝てる奴はいないね」)等を
備えるものの、もちろん一撃でやられる。
このため経験を積んだ2ちゃんねらは、かませ犬が出てきた瞬間に
その肩書き・パフォーマンス等からかませ犬だと判断できるようになる。

「グラップラー刃牙」のアレクサンダー・ガーレンは
クレーターを一人で作る、大蛇を倒す、不自然に飛ぶ、隠れシード選手、
世界チャンピオン、大統領がベタ褒め、全裸大股開きで初登場など、
最もやりすぎたかませ犬として有名である。

関連 【デスマスク】【レオパルドン】【ヤムチャ】

【鴉MAN】からすまん
作者:かずはじめ。全2巻(全16話)
週刊少年ジャンプ2001年24号〜40号連載。
2000年21・22合併号読み切り「Juto−ジュウト−」がベース。

少年強盗団の主人公(子供)が、警察が機能しなくなった犯罪のあふれる世界で
一般の人を助けるため、政府の秘密組織に属し、ヒーローに目覚めて行くというもの。

前前作【MIND ASSASSIN】は2ch内で評判が高いが、
この作品は作者に向かなかったというのがロケットの要因とされている。

関連 【かずはじめ】

【GUN BLAZE WEST】がんぶれいずうぇすと
週刊少年ジャンプ連載(2001年2号〜35号)、
【るろうに剣心】でヒットを飛ばした【和月伸宏】の2作目。

全3巻(うちプロローグに丸一巻使用)と、みごと突き抜けた
西部にあこがれる少年・ビューが幼いころ出会った西部帰りの男・マーカスとの
約束を果たすため、猛者どもの集う戦いの聖地GUN BLAZE WESTを目指すというもの。

時代劇の次は西部劇と新境地を開拓しようと意気込んだのはいいのだが
失敗したのはご丁寧にもコミックスで本人が認めている
(「ためしに出したネームが一発で通ってしまった」との言い訳コメントも…)。

ヒロインの造形にも気を使ったらしくその甲斐あってヒロインのコリス
の生足でハァハァという一部の足フェチを喜ばしたのが最大の収穫。
また、『男爵様は無敵です――!!』というセリフは
信者を不安にさせ、一部の嗜好家を喜ばせた。

暗黒期とはいえジャンプの看板を担った和月の名を奈落の底まで叩き落とした迷作。
絵柄をより少年漫画的にし、美形キャラの造作を抑えたりなどの意欲は空回りして終わった。

関連 【和月伸宏】



【巻末コメント】かんまつこめんと
雑誌の最後尾にある漫画家の一言コメント集のこと。

少年誌にはほとんど掲載されているが、
一般の読者がじっくり目を通すことはほとんどなく、
サンデーの久米田はその事を作中で嘆いていた。

一部漫画家たちは、わずかこの数行のコメントに対しても命を燃やし、
打ち切り漫画家は断末魔の絶叫をあげ、厨房作家は己の痛さをさらけだす。
巻末は漫画家たちのロックが見られる場末のライブハウスなのだ。

2chで話題に登るのは、圧倒的にジャンプが多い。
荒木飛呂彦のマターリ調2行コメントや
暴言を吐きまくる冨樫のコメントなどが人気。
また、時折「・・・・・・GOOD BYE」時の車田氏や電波アイドル【キユ】氏のように、
間違えてマンガよりも面白くしてしまうといった事例も確認されている。

関連 【荒木の巻末コメント】【キユの巻末コメント】



【冠茂】かんむりしげる
週刊少年サンデーの編集者。
現在(03年10月)は【焼きたて!!ジャぱん】【WILD LIFE】の担当をしている。

以前は予告レイアウトのセンスや作品プロモーションの上手さなど、サンデー住人の
間でもなかなか好評であった。しかし最近の「焼きたて!!ジャぱん」の迷走、
「ワイルドライフ」での露骨なエロ路線などで評価は一変、現在では、
いかれた編集者というのが住人の彼に対する認識のようである。

具体的には、単行本に自分の写真(異常に若い)を載せたり、作品の
ギャグにわざわざ「この話は担当の実体験をもとに構成されました」と
キャプションをつけたり、とにかく担当している作品にでしゃばってくる。

極めつけは、自分と同姓同名のキャラ「冠茂」の作中への登場。
「焼きたて!!ジャぱん」に天才児という設定で冠茂を登場させ、さらに以前も
「パスポートブルー」に悪役としてクラウンこと冠茂を登場させた過去をもつ。
特にそれまでの「ジャぱん」の世界をぶち壊す冠の【完璧超人】ぶりはスレ住人に
思いっきりウザがられ、「担当編集冠いい加減にしろ」と大バッシングを受ける
こととなった。「ジャぱん」を凋落させた張本人であるともいわれており、
今後「ワイルドライフ」がどうなっていくのかが注目される。

関連 【完璧超人】



【キックスメガミックス】きっくすめがみっくす
週刊少年ジャンプにて、2003年の28号から41号まで連載されたテコンドーを題材とした漫画で、
2001年29号に掲載された同名の読み切りを連載化したもの。作者は吉川雅之。全1巻。

なお、この作者はテコンドー漫画しか描かないことを公言しているが、
テコンドーというマイナー競技を題材としているにもかかわらず
ルールの説明がほとんど無かったり、主人公が現役テコンダーを翻弄してしまい
「テコンドー<ガタイのよい素人」という図式が成立してしまうなど、
「実は作者はテコンドー嫌いなんじゃないの?」いわれる始末である。

読み切り同様、
主人公である阿加木太一が、テコンドー選手である千葉俊介の霊にとり憑かれたことから
テコンドーに目覚めていくというストーリーであったが、
この設定は終了したばかりの「ヒカルの碁」とはげしくかぶる上に、
その「ヒカルの碁」の終了の原因が韓国の圧力だという噂
(しかも、お詫びとしてテコンドー漫画がはじまるという話までも)が
流れていたため、連載開始前から生暖かい目でみられていた。
そして、いざ連載が開始されると、ストーリー展開は前後の繋がりを無視する上、
おいしそうな伏線すら作者自らの手で潰すとありさまで、
作画の面でも、肝心の格闘シーンは迫力、スピード感が全く無く、
さらに、人体の構造を無視した狂ったデッサンなど、
ストーリー、絵ともにあまりにもアレだったため、
めでたく13週打ち切りでジャンプクソ漫画の歴史に新たな1ページを刻んだ。

関連 

【機動警察パトレイバー】きどうけいさつぱとれいばあ
1988年17号〜1994年23号に週刊少年サンデーで連載されヒットしたロボット物。
作者:ゆうきまさみ(第36回小学館漫画賞受賞)。【メディアミックス】の先駆け。

OVA&映画&小説・TVアニメ・漫画と三つ別々のストーリーを持ち、その全てを
ヒットさせたメディアミックスの好例でもある。特にオタ監督押井守の手がけた
OVAと映画の評価が高いが、漫画も長期連載で人気があった。

従来のリアル大型ロボットはマジンガーZ型のヒーロー的存在かガンダム型の
兵器的存在のどちらかだったのだが、ロボットを便利な作業道具としてとらえ、
主人公を正義の味方でも軍人でもなくお巡りさんと設定。その設定を上手く
転がしたため斬新な作品となった。アトム、ガンダムと並びロボット工学の
技術者をその道に引きずり込んだ三大アニメと言われている。

押井守がアニメ版の監督を手がけたうる星やつらにも言えることだが、2chでは
アニメ版の方が好きな人と漫画版の方が好きな人とが微妙な対立をしている。
「サンデー漫画ベスト30を決めるスレ」でパトレイバーの知名度を評価せよという人と、
あれは押井守の功績であって漫画パトレイバーの知名度ではない、という人との間で
激しい争いが繰り広げられたりもした。
もっとも、基本的に懐かし漫画板と懐かしアニメ板とで
棲み分けがされているのであまり抗争は起きないのだが。

また、警察組織を新しい観点で描き警察物の革命となったヒットドラマ「踊る
大捜査線」がパトレイバーの影響を強く受けているというのは有名な話である。

関連 【メディアミックス】【ゆうきまさみ】

【気分はグルービー】きぶんはぐるうびい
80年代初期に、週刊少年チャンピオンで連載されていた。全13巻。
作者はのちに、ビッグコミックスピリッツで「以蔵のキモチ」を連載した佐藤宏之。

少年漫画誌における、バンド漫画の先駆け的な作品でもある。
現在のバンドシーンからすると設定がかなり古くさいが、
バンドマンたちのダウナー気味な感情のやりとり、
主人公の憲二とヒロインの寿子による、くるくる変わる恋愛模様、
ボンクラたちの青春群像などに目を見張るものがあり、当時のチャンピオン青春路線を代表する作品だった。
作者本人もバンド活動をしていたため、演奏シーンのかっこよさもかなりのものだった。
どうでもいいことだが、終盤にセクースしてしまう憲二と寿子に、当時のボンクラたちはドキドキしたものだ。
懐かし漫画板でスレが立ったときは、当時の愛読者が音楽談義に花を咲かせていた。

関連 

【ギャンブルレーサー】ぎゃんぶるれぇさぁ
週刊コミックモーニング1988年22・23合併号から
長期連載されており,2003年イブニングの月二回刊化に伴い,
「二輪乃書 ギャンブルレーサー」と改名して掲載誌を移した田中誠作の競輪漫画。

初期は,人格最悪・ギャンブル狂のトップ競輪選手関優勝(せきまさかつ)の日々を
ややギャグっぽい競輪シーンとギャンブルを絡めたホームコメディで描いていたが,
徐々に競輪シーンのリアリティが増し,関も頭が薄くなるにつれて
人格が丸くなってきており,昔の傍若無人な関ファンを嘆かせている。
歳月が過ぎ、現在(2003年)関は競輪シーンの主役からは遠ざかり,
その弟子達・息子の関優一らの活躍が話しの中心になっている。

ちなみに、筆者は初めて京王閣競輪場に行った際に,
「無料ドリンク係のオバサンに怒鳴り散らしてるオヤジ」
「本命が飛んだレースでその本命選手の惰性周回に合わせて怒号が飛び交うさま」
「もう秋も深まっていたのに外でスーツを売ってさらに勝負に挑むオヤジ」
「最終レース後に普通に道端でフテ寝しているたくさんのオヤジ」
などを実際に見て,ギャンブルレーサーの世界は誇張されたものではなかったのか,と感動した記憶がある。
初期におけるダメ人間セリフの数々と合わせ、この作品には特有といえる『泥臭さ』が漂っているのである。

尚、2chでは漫画板での話題は薄く、主にギャンブル板で愛されているようだ。

関連 




【キユ】きゆ
巻末コメントが電波だった週刊少年ジャンプ作家。
HUNTER×HUNTERのアシスタント経験があるらしい。
【ロケットでつきぬけろ!】にてデビュー、生きながら伝説となる。

連載作の合間に掲載された2001年28号の読み切り、「STRIPE」は2chで好評だったが、
肝心な2作の連載作品は、共に10週打ちきりという快挙だった。

キユの遺産として『ロケットでつきぬける』、有名な巻末コメント
『痛みを知らない子供が嫌い。心を失くした大人が嫌い。優しい漫画が好き。バイバイ<キユ>』
などがある。

一時期、キユの電波を受信したその信者たちが、2ch中の板に『キユスレ』を立てまくった。
その殆どはスレスト・削除・忘れられてdat落ちなどの運命をたどったが、
極わずかながら板住民に受け入れられたキユスレも存在した。
(2003年10月現在、『キユスレ』は一時期の勢いを完全になくし、細々と続けられている。)
そして、その祭りの熱気に煽られ、怖いもの見たさで
単行本を買ってしまった哀れな被害者も多数出た。

WJはたとえいくら面白くともアンケートで切られるシステムなのだが、
やはり2回連続10週、その通りの中身である。

関連 【キユ次回作予告】【キユの巻末コメント】【ジャンプシステム】【つきぬける】【NUMBER10】【ロケットでつきぬけろ!】

【キユ次回作予告】きゆじかいさくよこく
編集と印刷所の手が空いていた時に作られたと思われる、
NUMBER10単行本の巻末に載っていた広告。

          民族浄化
          勝てば官軍
         万死に値する
          賛否両論
         跪け、虫ケラ
       記憶にございません
          モラリズム
     頭の悪いコメンテーターどもよ
           心の闇
            死刑
        責任能力の有無
       毒にも薬にもならねェ
         報復の報復
          ブチ壊す

         「この時代に
          何が善くて
         何が悪いかにも
         興味はねェ」
         「殺人鬼?
         そうかもな
        地獄に堕ちるよ
        多分おれたちは」
        「邪道マサムネ」
         誠意制作中…

当初ジャンプに返り咲きかと思いきや、最近打ち切り組の田中加奈子・
尾玉なみえの作品がヤンクジャンプに掲載され、キユスレでは次は
ヤンジャン掲載かと囁かれていたが…。
2003年10月現在、その行方はようとして知れないのであった。

関連 【キユ】

【キユの巻末コメント】きゆのかんまつこめんと
何もいわず、キユの言霊を感じとって欲しい。

2000年34号
WJをご覧の方初めましてキユです。今号から僕の新連載が始まりました。それではどうぞ。キユで「ロケットでつきぬけろ!」[キユ]
2000年35号
ここで次週予告!!来週はハルタのお母さん登場!!マザー・オブ・ラブでつきぬけろ!→[キユ]
2000年36・37合併号
次週予告!!いよいよ赤城がベールを脱ぐ!!赤城の目的は!?ヒステリックにつきぬけろ![キユ]
2000年38号
Hide記念館完成。楽曲だけに留まらず他面にまで行き渡ったあの人のロック。いいんですよ武井先生→[キユ]
2000年39号
夏の夕方って好き。あのジメジメした感じが妙にエロチックだと思いません?冨樫先生[キユ]
2000年40号
ルーベンスの初優勝。大人になって人前であれだけ泣けるなんて感動でしたね荒木先生[キユ]
2000年41号
モラル欠如者。あの子ら多分携帯持ち始めて使いたくて仕方ないんでしょうね尾田先生[キユ]
2000年42号
だってプーさんですよ?ちゃんじゃなくてさん。寅さん並の慕われ方ですよね樋口先生[キユ]
2000年43号
毎回この欄はボツを食う。けどそれは自分が大人でありコドモであるとゆう事の誇りだ[キユ]
2000年44号
痛みを知らない子供が嫌い。心をなくした大人が嫌い。優しい漫画が好き。バイバイ[キユ]

これらコメントの数々に、作品の糞さ・絶妙なタイトルが相まり
2ch内外を問わず大規模な祭りを引き起こした。
正史には決して記録されない裏歴史だが、我々が忘れることは決してないだろう。

巻末コメント完全版・解説はこちらのサイト
http://www.ktr.to/Comic/kiyucomment.html

関連 【キユ】

【究極超人あ〜る】きゅうきょくちょうじんあぁる
週刊少年サンデー1985年34号〜1987年32号連載。
ゆうきまさみ・作(第19回星雲賞コミック部門受賞)。

オタク系漫画の代表というか、基本みたいな作品。
一応主人公はアンドロイド「R・田中一郎」、テーマは【光画部】の部活動。でも主人公は
どんどん影が薄くなってしまいには消えるし、鳥坂先輩やたわばさんなどの暗躍(?)により
まともな部活動をしたのは数える程度、元ネタ探しを始めるとかなり深い作品でもある。

というのも、ほとんどが実在の人物や場所、事件などを元ネタもしくはモデルにしている
からであり、さらにパロディも含むからである。この辺、「OUT」出身のゆうきまさみらしい
内容ではある。この漫画で出てくる『光画部時間』などを実践していた人も結構多い。
さらに飯田線との競争「下山ダッシュ」に挑戦する人も結構いる。

2ch的には、他の漫画スレで「あ〜る」ネタや関連ネタが出ると
一時そのスレは「あ〜る」スレと見分けがつかない状況になりがちである。
連載期間は短くとも、当時のオタにそれほどの影響を与えた作品なのであった。

関連 【光画部】【ゆうきまさみ】



【空気漫画】くうきまんが
あれ?こんな漫画あったっけ?
あれ?この漫画終わったんじゃなかったの?
あれ?あの漫画いつ終わったの?
あれ?なんだっけその漫画、今連載してる?

関連 

【空想科学読本】くうそうかがくどくほん
柳田理科男著。
おもにウルトラマンなどの特撮物を科学的に分析し、
間違いを指摘するというコンセプトの元書かれている。
その性質上アンチはいたが、信者は「冗談が分からない」
「ネタにマジレス(‘ ε ’)カコワルイ!」などと言っていた。

やがてSF作家・と学会会長の山本弘が反論本を出版。アンチが大いに活気付く。
しかし信者は上記主張に加え、「科学的な部分より、文章が面白いから買っている」などと主張。
客観的に見ればどっちもどっちの争いを繰り広げた。

なお、反論本の売り上げは本物よりイマイチ悪い。
世間には便乗本として見られているようだ。

関連 【科学考証】【武器の誤用】【柳田理科雄】

【クロスハンター】くろすはんたあ
コミックボンボン連載(2000年8月号(?)〜2001年10月号終了)
作者:カイマコト

ボンボン企画の最強のRPG制作プロジェクトの一端で連載された
ボンボンの歴史上例を見ない最凶(?)の漫画である。
(このためかゲーム化もされたが、正直やらないほうがいい出来とのこと)

黒士軍と言う変な名前の軍隊が支配する世界で、月影流と言う流派の使い手で
あるガキが孤軍奮闘(一応仲間は居るのだが主役ばっか目立ってるためこう言っても
過言ではない)するという一見すると面白そうなストーリー。

が、途中で主人公がスーパーサイヤ人そのまんまになってしまい、回を増すごとに
話しは駄目な方向へと突き進んでしまった。ただでさえパクリがあからさまなのに
ドラゴンボールをページ丸々パクるという知欠も真っ青の行いをし、2chの同スレでは
擁護者は皆無となり「この漫画のパクリは問題でない。真の問題は(数々のパクリを
行ったにも関わらず)恐ろしくツマラナイことだ」とまで言われている。

DB以外も数々の作品からパクっているとされるこの漫画は、パクリ漫画を語る系の
スレで高い確率で挙げられるという、不名誉なカタチで後世に名を残すこととなった。

関連 【カイマコト】【メディアミックス】

【黒展開】くろてんかい
ある作品が読者の予想しなかったダークな展開を迎える事。
類義語に「鬱展開」など。

この用語は『最初からダーク系を狙った作品』にはあまり使われず、初見では
そういった展開が予測されない作品の場合に多用される。
近年での例としては『HUNTER×HUNTER』にて現在継続中のキメラアント編、
【恋愛出世絵巻えん×むす】におけるヒロイン・ソーニャの両足切断シーン、
『なるたる』の女子小学生バラバラ殺害シーンなどがある。

これが起こった場合、その作品のスレは(色々な意味で)祭りとなり、
自殺AAが次々と貼られたり、逆にハァハァしたりする者が続出する。
また、スレ住人の質が黒展開以前・以後とで変化を遂げ、
住人同士で衝突するようになるケースも存在する。

関連 


【月刊少年ガンガン】げっかんしょうねんがんがん
1991年3月12日4月号で創刊。(公式はこちら)
当時株式化の準備を進めていた旧エニックスが、「数年に1本」のドラクエ以外に
利益を安定させるために様々な分野へ事業拡大したうちの一つ。

創刊当初はドラクエ4コマの人気作家を要したファンタジー+ギャグ路線で
「コロコロを卒業した年代」がターゲットであったが、年を経るごとにオタク色の
強い雑誌に。この原因は月刊→隔週化→月刊のせいだと推測される。
隔週化の過酷なスケジュールによりほとんどの漫画は低質化、初期の
熱血色が強かったガンガンの色は褪せ、再び月刊化した時には
「日本一熱い少年漫画誌」とうたっていた姿は見るも無惨だった。
日本一厚い少年漫画誌」という同音異義な形でその夢が
実現してしまったことはなんともいえない皮肉である。

意外とヒットも多く看板連載は良くも悪くも話題になる。
少年誌としては独特の位置にいることは確かである

関連 【ガンガンは人を殺せる】

【ガンガンは人を殺せる】がんがんはひとをころせる
【月刊少年ガンガン】が突き抜けた分厚さ(1000ページを突破した)を
見せたために呼ばれるようになった。

「○○は人を殺せる」というフレーズは昔からあり、古くは広辞苑・海外TRPG・
コミケカタログ・月刊アフタヌーンと、その時代の厚さの象徴というべき雑誌に
冠せられる称号のようなものである。

その厚さは、月刊少年ガンガン増刊ガンガンパワード連載「これが私の御主人様」
1巻おまけ漫画に「ガンガンで人を撲殺できるか試してみる?」という台詞、
「月刊ヤングキング・アワーズ」2003年9月号【コミックマスターJ】で凶器として
『ガンガン』が使われるなど、漫画家にも度々ネタにされている。

また、エニックス本スレではガンガンを銃で撃って耐久力を実証する為、グアムへと
ガンガンを撃ちに行く計画を立てた者も現れるなど、話題の提供には大成功のようだ。

関連 【月刊少年ガンガン】

【ゲッターロボ漫画版】げったあろぼまんがばん
1974年から、数年間週刊少年サンデー・冒険王などで連載された。
過去にTVで放送されたゲッターロボの原作と言うべき漫画。
永井豪・石川賢共作。

TVではサッカーの大好きな好青年だった主人公が空手の鬼の横暴男になっており、
皮肉屋でインテリのライバルは学生運動(ほぼテロリスト)の主導者で人間の顔の皮を剥いだりする。
TV版の超王道熱血アニメと違い、トカゲに食われている最中に火炎放射機で焼かれる研究者や、
学生が敵のロボットの襲来で破壊されたビルの下敷きになって脳みそをブチまけたりとバイオレンス。

また、(下記連載時期近年の)ゲッターシリーズ盛りあがりを受けてか
月刊ファミ通ブロス誌上で、1998年1月号〜1999年9月号に
再録連載され、ちびっ子達の心に深い傷を残した。

関連 【石川賢】

【拳銃自殺祭り】けんじゅうじさつまつり
週刊少年チャンピオン(2003年8月21日号)の【恋愛出世絵巻 えん×むす】スレ内での事件。

その回は主人公その他が夏祭りに出かけるという話だったのだが
後半で後継者候補の薬師寺侠介と同じ後継者候補の竜造寺源一郎のバトルとなり、
源一郎側の麻酔攻撃で動けなくなった侠介は 所持していた
「即死状態になるとそれを弾き返す」御守りである「身代り守」を
発動させようと相棒であるメイドのローズに 自分自身を銃で撃たせるという戦法をとる。
しかし、源一郎の御守り「世界平和」の能力が「相手の御守りの能力を無効化させる」という
であったため結果的にローズが侠介を死なせてしまうこととなった 。
そのショックからローズ自身も後を追い拳銃自殺するというラストだった。

前半のほのぼのムードから一転した黒展開や
割と人気のあったコンビが久々に登場していきなり死んだショックからか、
ネタバレ解禁となった木曜からスレ拳銃自殺AAが後を絶たなかった。
元ネタが同じてんむすスレでも自殺AAが飛び交い、その後何故かしゅーまっはスレにまで及び
かつてのA-D.O.G.Sスレにおける【集団土下座事件】を上回る祭りとなった

  ;y=ー( ゚д゚)・∵. ターン
  \/| y |)


惨劇の舞台へはこちらから
http://comic3.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1060488166/124-

関連 【オヤマ!菊之助】【恋愛出世絵巻 えん×むす】【瀬口たかひろ】

【拳闘暗黒伝セスタス】けんとうあんこくでんせすたす
ヤングアニマル連載中(第1巻刊行1998年5月29日)
作者:技来静也

ローマが権勢を誇っていた時代、はからずも奴隷拳闘士となってしまった
少年が生きるために闘い、そしてその中で肉体的にも精神的にも成長して
いく様を描いたストーリー。かなりシビア。

連載当初から、そのシビアながらも熱い内容ゆえにベルセルクに
次ぐ看板漫画かと思われたが、作者が病弱なのか超遅筆なのか、
連載→長期休載→連載再開というイヤなサイクルが初期から
現在(03年10月)まで長く続き、ファンを普段からやきもきさせている。

余談だが、【ベルセルク】の三浦建太郎と、【ホーリーランド】作者森は
同じ漫研出身の古くからの友人である。セスタス再開の際、
【巻末コメント】
での三浦・森の復帰祝いは多くのスレ住人を感動させた。

関連 【セスタス・ホーリー合同スレの分裂】



【光画部】こうがぶ
主に【究極超人あ〜る】に登場する『光画部』なる部を指す。

「光画」とはいわゆる写真の古い呼び方なので、
本来なら「光画部」=「写真部」なのだが…。
「あ〜る」の影響により本来の意味はかなぁり薄まり、
別の意味の方が広まって(広められて)しまった。
(噛み砕いて言うと、「集まって好きな事やる」部)

ちなみに『光画部時間』とは「定められた時間の
前後2時間ずつの幅を取る」ことを指す(鳥坂・談)。

ちなみに「光画部」が実際した・する高校は意外にあるもんである。
当然そこでは「あ〜る」がバイブルとされている事が多いようだ。

関連 【究極超人あ〜る】【ゆうきまさみ】

【ごっちゃんです!!】ごっちゃんです!!
週刊少年ジャンプ35周年記念新連載の4作品のひとつ(キックス・錬金・風天組)。
2003年29号より連載中。作者は格闘家でもある つの丸。
ごっちゃんこと後藤くんが高校で相撲デビューする話。通称:5ch。

現在の【同人女】・キャラ萌え重視の漫画が勢力を拡大しつつあるジャンプで
それらの要素がなく(というかこの作者には無理)、黄金時代のジャンプらしさを
感じられる作品である為か昔からジャンプを読んでいる読者達には好評であり、
新連載4本の中では評価が高いらしい。

スレには主人公のごっちゃんよりも先輩のアキラの方に好感度をもつ者が多い。
また、ジャンプカラーにそぐわぬブラックなギャグや、絵柄からは想像のつかない
芸の細かさ、つの丸漫画の基本である鼻水・ちんこ丸出しも確りと守られており
一部住人からは強固な支持を受けている。しかし、
「この漫画面白いけど最近の子供には・・・」という懸念を拭えないようであり、
住人は常に打ち切りの影に怯えているようである。

関連 【5chお塩事件】【つの丸】

【5chお塩事件】ごっちゃんおしおじけん
週刊少年ジャンプの相撲漫画「ごっちゃんです!!」(通称5ch)で主人公が
参加した高校相撲大会に、「押尾学園」なる学校が出場していたのが事の起こり。

ハードコアでおなじみのお塩大先生(ドラマ版「クニミツの政」主役)を
知る者は、校名しかでていない頃から期待を寄せていた。
2003年39号でついに姿を見せた押尾学園相撲部。まわしには『押尾 学』と
書かれ、ご丁寧にも「ハードコアで有名な押学」と説明されている。

そのあまりのお塩っぷりに、5chスレのみならず、各板のお塩大先生スレでも
公式発売日前から話題になり、祭りは必至と思われた。
が、同号はテニプリの【You still have lots more to work on…】をはじめ
なにかと話題が多かったため、週刊少年漫画板では語られる事なく幕を閉じた。

お塩大先生についてはこちら
ttp://www.geocities.co.jp/MusicStar/5178/oshio.htm

関連 【ごっちゃんです!!】

【ゴッドハンド輝】ごっどはんどてる
2000年33号読み切りを経、2001年16号〜連載中
作者:山本航暉(女性)(公式はこちら)

主人公・真東輝は研修を終えたばかりの新人外科医。
患者にさえドジと呼ばれる輝だが、読み切りでは新人ながらにして心臓に突き刺さった
鉄筋を抜くというベテランでも難しいような手術をやってのける!そこにシビれる!あこ(略。
(ストーリーは、死人が出そうなほどに追い込まれたときに、『パァァァァァァァ』という擬音・
発光と共に胸に痣が濃く浮き出、神懸かり的な思い付きで解法を見つける繰り返しの漫画)
普通心臓に鉄筋刺さったら死ぬぞ。まぁ、漫画だが。

輝の勤務してる病院は通称【ヴァルハラ】と呼ばれる。意味は「神々の座す処」、だそうだ。
『〜〜初めて「ヴァルハラ」の言葉を聞いたんです。いい、響き的にもカッコいいし、イケる! \(◎o◎)/!
ところが調べると裏の意味とかもわかってきて できれば同じ意味で他の言い方はないかと
ずいぶん探したのですがなかったんですなあ、これが・・・。(T▽T)
だって「オリンポス」じゃダサダサでしょう?使い古されてるし・・・。 (^_^;)』(作者日記より無断転載)
だそうだ・・・・。

ちなみに、作者が影響を受けた漫画家は【車田正美】らしい。微妙に納得できるような、できないような…。
ブラックジャックと比較するのはやめましょう。

関連 【ゴッドハンド輝 風鈴事件】

【ゴッドハンド輝 風鈴事件】ごっどはんどてる ふうりんじけん
03年47号の少年マガジン「ゴッドハンド輝」で起こった事件。

119を受け急行した救命隊がマンションの部屋がわからず立ち往生していると、
主人公の輝が電話に風鈴の音が混じっていた事を思い出し、1階から
(明りのない)21階のベランダにある風鈴を見つけ患者の部屋を割り出す。
(同日に放送された「トリビアの泉」で「風鈴の音は周波数が高過ぎて
電話には音が入らない」と実にタイムリーに突っ込まれてしまっていたが)
とまあ、ここまではただのよくあるバカ話だったのだが。

この回を見た自称聴覚障害者の人間が「主人公が風鈴の音を聞き分けるのは
耳が良過ぎるのを自慢しているように感じた。 聴覚障害者の自分は傷ついた」
などと公式HPのゲストブックでのたまい、この書き込みが削除されると今度はニュース
速報板にまで似たような内容のスレを立てたが、元々輝の知名度が低かった為か特に
祭りには発展せず、アンチが渦巻く輝スレでも当然のように叩かれて終わった。

関連 【ゴッドハンド輝】

【コテハン】こてはん
匿名掲示板において異質の存在。基本的にトリップをつけている。

萌え、ウザキャラ、神など色々な種類がいるが、
年齢層が若い漫画系板ではウザキャラがダントツの割合を占める。
基本的に自分の名前を広めたく自己主張が激しい奴ばかりなので
「ウザい発言ばかりするけど時には真面目なこともいうキャラ」
というありきたりな理想キャラを演じたりする。

もしウザイと感じるならば相手しても喜ぶだけなので、
2chブラウザを使用しNGワード指定することをオススメする。

関連 





【小林よしのり】こばやしよしのり
1953年8月31日生まれ。
週刊少年ジャンプ1975年51号読み切り「ああ勉強一直線」でデビュー。

大学在学時に「東大一直線」1976年28号〜1979年46号)で連載デビュー。
受験戦争を皮肉った同作は大ヒットとなる。また月刊コロコロコミックに連載した
「おぼっちゃまくん」(1986年5月号〜1994年9月号)は第34回小学館漫画賞を受賞、
アニメ化され、当時の小学生に茶魔語を流行させるほどのムーブメントを築く。

が、2chでは、いがらしゆみこと並んで隔離板が作られた漫画家として知られている。
「おぼっちゃまくん」連載と同時期に宝島誌にエッセイ漫画「おこっちゃまくん」を連載。
この連載がSPA!に移ったときに第3のヒット作「ゴーマニズム宣言」になる。ここの
連載中にオウム真理教と対立し、オウム逮捕後には、命を狙われていた事が発覚する。

その後、SPA!編集部とトラブルになり連載をSAPIOに移し
タイトルも「新・ゴーマニズム宣言」に改める。そこでは薬害エイズ
問題を取り上げ、本人も「薬害エイズ訴訟を支える会」の理事として
加わっていたが、訴訟和解後に「会」との運営方針の食い違いから脱退する。
(この辺りの小林からみた経緯は「脱正義論」に載っている)

この経緯で左翼嫌いになった小林は、「新しい歴史教科書をつくる会」に加盟
その後従軍慰安婦謝罪を批判、ここから発展していってついには集大成「戦争論」を発表する。
戦中日本の弁護の書とも取れるこの本は大ベストセラーとなるが朝日新聞などには批判の対象に
なった。ここから派生した小林の信者はコヴァと呼ばれ、そのアンチはサヨと呼ばれる両者の論争は
ネット上の大迷惑となり2ちゃんねるでも隔離板が作られる理由になった。

その後も「脱・ゴーマニズム宣言訴訟事件(結局、漫画の引用が認められる確定的な判決となった)」
「台湾論(一時は入国禁止にまで発展)」など様々な話題を提供。
アメリカ同時多発テロに関しては「その手があったか!」と身も蓋もないことを「戦争論2」で
書き小林から引く奴が多数でて、小林全面支持のコヴァは現在では殆ど確認されなくなった。
この同時多発テロに対する態度は「新しい歴史教科書をつくる会」には
受け入れられず結局、ここも去ることになる。(つくづくトラブルの多い人だ)

現在はゴー宣を発展させたような雑誌「わしズム」を出しているが、
今後の方針は迷走気味である。

関連 【天才】

【コロコロに逝け】ころころにいけ
その雑誌に載せるにはあまりにも中身が幼稚だったり、
漫画の質自体が非常に低い作品に浴びせられる罵倒文句。

が、実際の所コロコロコミックにも質が高く読み応えのある漫画もたくさんあるので、
これを使う人間はまず間違いなく(昔はともかく今は)コロコロを読んでいない。
この文字列を見てもコロコロ愛読者はあまり気を悪くせずスルーすること。
類義語に「ガンガンに逝け」「ボンボンに逝け」などがある。

関連 

【金色のガッシュ!!】こんじきのがっしゅ
作者雷句誠。週刊少年サンデーにて2001年6号より連載中。
GBA・PS2などでゲーム化予定。

天才少年高嶺清麿のもとに飛び込んできたガッシュ=ベルと名乗る少年と
一冊の謎の本。 実はそれは魔物の子供とその力を開発するために人間に
与えられる説明書であり、 やがて二人は魔界の王を決める戦いに身を投じていく。

藤田和日郎のアシスタントだった作者が、
(同門にあたるが2chでは酷評されている安西信行とは違って)
その過剰なほどの熱さを忠実に受け継いでいることから比較的評価は高い。
しかし藤田以上に勢いにまかせた展開が多く(例えば一回のバトルで誰も
涙を流さないことはほぼ皆無)、 やはり好みの分かれるところではあるだろう。
むしろ、シリアスなストーリーの合間に入り、独特の間やぶっとんだ
キャラクターで織り成されるギャグ部分の方が好評なことも。
「バトル部分はついていけないがギャグは面白い」という声もあったりと、
本スレはバトル派とギャグ派に二分されている。

2003年1月現在、決定されているTVアニメ化に本スレ住民は戦々恐々である。

関連 【ビクトリーム様】

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